Vine Linux 4.1でのパッケージ管理[ -Synaptic- ]

さて、Vine Linux 4.1のインストールも終わったので、各パッケージのアップデートを行います。
また、標準ではインストール出来なかったパッケージに関してもここでインストールを行います。
パッケージのアップデートは、バグやセキュリティパッチという意味でも重要になるので、定期的に行う必要があります。

パッケージ管理の前に

Vine Linuxでは、3.xの頃からパッケージ管理用のGUIソフトとしてSynapticを使用可能になりました。通常であれば、‘apt-get’コマンドを利用してパッケージリストを取得後、パッケージのインストールを行う・・・という手順でした。
そういう意味では大幅に便利になっています。
パッケージ管理を行う前に、リポジトリと呼ばれるパッケージの定義ファイルを編集する必要があります。
そのままでも構わないんですが、各アーキテクチャごとに標準パッケージと追加パッケージがあるので、その追加パッケージをインストールできるようにするのが目的です。
コマンドラインからであれば、以下のファイルを開いてサーバー単位でコメントを消してあげればOKです。

$ su -
# vim /etc/apt/source.list
... (master) と合わせて、もう1つ(2行分)コメントを外せばOK

Synapticであれば、Synapticを起動後、「設定」→「リポジトリ」の順に選択していけば、上記テキストファイルをGUI上から操作可能です。
この設定をしないと・・・追加パッケージ側のインストールが出来ないのでご注意を。

Synapticでのインストール済みパッケージのアップデート

Synapticを利用する場合、「再読込」→「全てアップグレード」→「適用」の3ボタンで完了です。
ただし、特定のパッケージのみバージョンを固定したい!といった場合は、別途設定画面から除外パッケージを指定しておく必要があります。

Synapticでの追加パッケージインストール方法

パッケージ名が分からない場合は、Sypapticの画面左に一覧が表示されています。
セクション」は、パッケージのカテゴリーっぽい感じでリスト化されています。1度はのんびり時間を掛けてどういうパッケージがあるのか、見てみるのもいいかもしれません。
パッケージ名が分かる場合は、「検索」からパッケージを検索することが出来ます。私はほとんど・・・こちらからです。
参考までに、追加インストールしたパッケージ(検索キーワード)を記載しておきます。

  • php (php4)
  • mysql
  • postgresql
  • Samba
  • Perl
  • gd
  • vim
  • ftp
  • telnet
  • ssh
  • subversion
  • python
  • ruby
  • sendmail
  • dovecot

ここまで書くと・・・何か物すごくWebに偏りがありますねぇ・・・
追加パッケージの選択が終われば、現在のインストール済みパッケージと合わせて全てアップグレードしておきましょう。
ただし、Kernelについてはドライバなどの情報も含まれるため、慎重に・・・行く方がいいです。一応、Kernelに限っては旧Kernelへロールバックすることも可能なので、個人での利用であればあまり意識することなくKernelもアップグレードすべきと思います。
Synapticは、依存関係も処理してくれますが、基本的にRPMでの管理となっています。ソースからコンパイルしてインストールしたものに関しては、アップグレート出来ませんのでご注意を。

補足

以前、Apache1.x系を入れたVineにApache2.xをインストールしたら両方のバージョンが混在することになっていました。全然気付いていませんでしたが・・・。
メジャーバージョンが違うと動作がガラリと変わることがあります。アップデートに関しては慎重に・・・でも面倒であれば大胆に・・・私は、そうやっちゃってます。
実際のサービスを稼動させているサーバーであれば、慎重じゃないと大変なことになっちゃいますが。
Redhatなどにも同様なツールはあるようですし、お馴染みの機能になりつつあるんでしょうね。
Vine2.xの頃は‘apt-get’ばかりやってた気がしますが・・・