マルチユーザーでのSamba設定[ smb.conf ]
2006年12月12日Table of Contents
Linuxを複数のユーザーでシェアする形で使用している場合、SambaのユーザーIDなども異なる場合があります。
そういった場合に、個人専用にしたり、グループ用にしたり、ゲスト用にしたり・・・といった共有フォルダのアクセス権限を個別に指定したい場合の[ smb.conf ]の設定。
smb.conf :
;個人専用の共有フォルダ [homes] comment= %U's Home Directory path = /home/%u/public_html admin user = %u force users = %u force group = %u ;グループ専用の共有フォルダ [groups] comment = Group Home Directory path = /home/group/shared admin user = user1 user2 user3 user5 force users = %u force group = group
上の設定だと、[ homes ] と [ groups ] という名前の共有フォルダが出来ます。
[ user1 ] ~ [ user5 ] が一般ユーザーだとすると、[ homes ] は個人専用なので全員アクセスが可能。
[ groups ] は [ user4 ] を除く4人がアクセス可能。
また、[ groups ] だけに限っては、[ administrator ] ユーザーが管理者権限でアクセス可能となる。
[ force users ] と [ force group ] は、保存の際のユーザー名・グループ名となる。
(※ chown user1.group [[directory]] 風)