CentOS5.6に、Subversion1.7のインストール
2011年12月6日CentOS5.6に、Subversion1.7のインストール
表題の通りですが、CentOSにSubversion1.7をインストールしました。
理由は、Twitterでも書いてたんですが、「svnsync sync」実行中に「Could not read response body」というエラーが表示されてsyncが上手く行かない現象が発生していた為。
結果としては、無事解決しましたので、以後Subversionの1.7を利用していこうと思います。
【ソースの入手】
まず、下記のリンクからCentOS5.x用のSubversionバイナリをダウンロードします。
実態は、1つのシェルになってますので、ダウンロード後シェルを実行することになります。
【シェルの中身を解析】
通常であれば、シェルを実行するだけでOKなんですが、中身を解析後以下の手順でインストールしました。
通常操作であれば、以下のコマンドで問題なくインストールされます
$ sudo ./svninstall_centos5_wandisco.sh
【インストール】
まずは既存のsubversion関連のパッケージを確認します
$ rpm -qa | grep subversion
subversion-ruby-1.6.11-7.el5_6.4
subversion-1.6.11-7.el5_6.4
subversion-perl-1.6.11-7.el5_6.4
subversion-devel-1.6.11-7.el5_6.4
subversion-1.6.11-7.el5_6.4
アンインストール
$ sudo yum remove subversion-ruby subversion subversion-perl subversion-devel mod_dav_svn
yum.repos.dに「WANdisco-1.7.repo」を追加
$ sudo vim /etc/yum.repos.d/WANdisco-1.7.repo
¥# WANdisco Repo[WANdisco-dev]
name=WANdisco SVN Repo 1.7
enabled=1
baseurl=http://opensource.wandisco.com/centos/5/devel/RPMS/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-WANdisco
GPG-KEYのインポート
$ sudo wget http://opensource.wandisco.com/RPM-GPG-KEY-WANdisco -O /usr/local/src/RPM-GPG-KEY-WANdisco
$ sudo rpm –import /usr/local/src/RPM-GPG-KEY-WANdisco
Subvesionパッケージのインストール
$ sudo yum install subversion-perl subversion subversion-devel mod_dav_svn
confファイルの確認
$ sudo vim /etc/httpd/conf.d/subversion.conf
$ sudo vim /etc/httpd/conf.d/vhost/subversion.conf
$ sudo /etc/rc.d/init.d/httpd restart
【確認】
- 既存のSVNリポジトリへhttpアクセスして正常に動作することを確認
- 既存のリポジトリに、追加または変更などの操作を行って正常に動作することを確認
【参考】
以下、インストール後のバージョンです
$ rpm -qa | grep subversion
subversion-1.7.2-1
subversion-perl-1.7.2-1
subversion-devel-1.7.2-1$ rpm -qa | grep mod_dav_svn
mod_dav_svn-1.7.2-1